正規表現 (RE) を使用して、パターンに一致する文字列を検索し、別の文字列に置き換えます。この検索では大文字と小文字が区別されます。

scope パラメータが one に設定されている場合は、正規表現に最初に一致した箇所を substring に置き換えた文字列が返されます。

scope パラメータが all に設定されている場合は、正規表現に一致したすべての箇所を substring に置き換えた文字列が返されます。

正規表現に一致する箇所が見つからなかった場合は、元の文字列のコピーがそのまま返されます。

文字列関数

REReplace(string, reg_expression, substring [, scope ])

REFind、Replace、ReplaceList、REReplaceNoCase

ColdFusion MX: 大文字と小文字の変換を制御する機能を新たにサポートしました。置換文字列の中で次の特殊コードを使用できます。

• u - 直後の 1 文字を大文字にします。
• l - 直後の 1 文字を小文字にします。
• U - E までの文字をすべて大文字にします。
• L - E までの文字をすべて小文字にします。
• E - U または L の有効範囲を終了します。

新機能の詳細については、REFindを参照してください。

正規表現の使用法の詳細については、『ColdFusion MX 開発ガイド』の第7章の「関数での正規表現の使用」 を参照してください。

<p>REReplace 関数は、<i>string</i> 内の指定したスコープで正規表現による検索を行い、一致した箇所を 
<i>substring</i> に置き換えた文字列を返します。この検索では大文字と小文字が区別されます。
<p>REReplace("CABARET","C|B","G","ALL"):   
<cfoutput>#REReplace("CABARET","C|B","G","ALL")#</cfoutput>
<p>REReplace("CABARET","[A-Z]","G","ALL"):   
<cfoutput>#REReplace("CABARET","[A-Z]","G","ALL")#</cfoutput>
<p>REReplace("I love jellies","jell(y|ies)","cookies"):
<cfoutput>#REReplace("I love jellies","jell(y|ies)","cookies")#
 </cfoutput>
<p>REReplace("I love jelly","jell(y|ies)","cookies"):
<cfoutput>#REReplace("I love jelly","jell(y|ies)","cookies")#</cfoutput>